
離婚も最近ではよく聞く話となりましたよね?
離婚率(人口1000人当たり)はアメリカ・ロシアが4.5%前後だそう。日本は現在伸びてはいますが、まだ約2%なので米露は日本の倍以上となりますね。
ちなみに日本と同じぐらいの「離婚率」である国はドイツとフランス。
意外に離婚率が高いのがイギリスで約3%となっており、EU諸国の中でも1番高くなっています。
イギリスは女性の社会進出が他国より進んでいて、経済的に自立した女性が多く「無理してまでどうなの?」と考える人が多いように思います。
そして北欧などは、国の社会福祉が進んでいるため、女性が自立できる環境が整っていることが離婚率を押し上げている要因のひとつではと考えています。
また医者や公務員などの安定した仕事を持っている女性の離婚率はさらに高くなっています。
こんな傾向からも社会進出する女性が多いほど、離婚率は上昇するので日本もまだまだ離婚率は上がる可能性があるのですね。
意外だったのはイタリア。
実は、離婚率は約0.7%前後とダントツの低さ。
イタリアはカトリックですが、カトリックは離婚を認めておらず、離婚制度そのものが成立したのが1970年代に入ってからです。離婚にかんしてはイメージも悪いのですね。
また、カトリックは離婚、中絶を認めていないので、全体的にカトリック国は離婚率は低い傾向にあります。
フィリピンは国民の90%がカトリックなので、離婚そのものができないのだそうです。
イスラム諸国も一般的に離婚率は低い傾向にあり、全体的に1%以下。 やはりイスラム系は、一般的に女性の地位が低く経済的に自立も厳しい状況なのが響いているのですね。
幸せな結婚でも離婚となるケースは意外と多いのも事実。
結婚はスタートラインである、とはまさに的を得たコトバなのですね。
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