
少子化社会対策白書による調査2014年12月~2015年1月での調査では、「恋愛をしたくない」という人が全体の約4割に達している結果になったそうです。20歳~39歳の人を対象にして行われた意識調査とのこと。男女7000人を対象としてインターネットや郵送でのアンケートで行われたようですね。
☆未婚で恋人が現在いないとの回答:約28.8%
※そのうちの約60%は恋人が欲しいとの希望があるのだそう※
しかし残りの約40%は恋人はいらないと回答した模様
その恋人がいらない理由は下記になります。
●他にやりたいことがあるので
→恋愛以外に自分がやりたいことがあるので、恋愛はその邪魔になるので不要とのこと。
趣味や仕事で現在一番やりたいことがあり、そこに集中したいとの回答ですね。
これは男女ともに、恋愛不要の原因の第一位となっています。
昔と違ってインターネットが発達し、誰でも情報を得ることができる時代になって、自分が興味のある分野を見つけやすくなったことも原因のひとつではないでしょうか。
●性欲の解消方法が多様化した
→恋人が欲しい理由のひとつに性欲の解消もあるのが事実です。
恋人を作る事で性欲の解消になるということも、真実ですよね。
しかし最近では風俗も沢山あれば、ネットの発達により自宅で気軽にダウンロードしてパソコンなどで性欲の解消もできるようになっています。
昔より性欲の捌け口への方法が手軽になっているのです。
また、2次元などへの興味で解消している男性もいるほど。
多様化しているのですね。
●恋愛へのトラウマ
→過去に恋愛をしていたが、現在は欲しくないというパターンに多いです。
過去の恋愛で大きなトラウマがあり、恋愛することが怖いというもの。
傷つきたくないという心の壁がそこには存在します。
例えば浮気をされた・・とか、不倫して傷ついたなどもひとつ。
このように異性に対して不信感が払拭できない場合も恋愛から遠ざかる一因ですね。
●そもそも結婚をしたくない
→最近の20代などに多いのが、この結婚をしたくない=恋愛もしないという図式。
あえて結婚したくないから恋愛を遠ざけて、あくまでも遊び感覚で友人と付き合うというもの。特定の人がいないと親からも結婚を迫られることもありませんし、気軽という理由だそうですね。
これは結婚へのメリットが薄れてきたと言われている現代に一番多い理由かもしれません。
●経済的理由
→デート代や結婚もそうですが、異性と付き合うとお金がかかります。
特に男性側への負担が大きいのも事実。
給料も少ない若者は、自分への趣味にお金を使い、恋人へお金をかけるのを好んでいない傾向があるからでしょうか。
経済的な負担が大きいのも大きな理由のひとつかもしれませんね。
●そもそも恋愛に興味を持ったことがない
→これはアセクシャルと呼ばれる人達のことです。
生まれつき恋愛に興味がなく、別に一生童貞、処女でもかまわないという人々のこと。
全人類の1%ほど存在すると言われ、そもそもどうして恋愛をするのかすら意味がわからないという方のことです。
●2次元が良いから
→先ほども申し上げた内容ですが、3次元より2次元の方が楽しいと感じる人が男女関わらず多数いらっしゃいます。
アニメや漫画のキャラクターが大好きなパターンですね。
映画やアニメなどに時間を多く裂くので、恋愛する時間もなくなるというパターンですね。
●女性の社会進出
→これも昔から言われている多くの原因ですね。
女性が社会へ出る事により、対等な立場となり男性も女性に興味が薄れるというもの。
本能的に男性は女性より優位に立ちたいという存在です。
それが対等になると、興味がなくなると言われているそうです(動物学的に)
●出会いの場がない
→よく聞くのがこの出会いの場がないというパターン。
しかし本当にそうでしょうか?
ネットも発達したこの時代は、昔より出会いの場は増えているような気がします
やはり人々の意識が変わったのが大きいのでは?と思いますが・・。
このような理由により恋愛をしない人が増えているのだそうです。
これらから推測する流れは、
女性の社会的進出&経済の低迷→経済的に苦しい若者が増える→自分の趣味と恋愛を比較してお金や時間をかけるのは自分側を優先→恋愛しない→少子化が進む
みたいな感じでしょうか。
日本の将来は危機ですね・・
これらを見ている限り、簡単に変わりそうにありません。
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