
当たり前ですが、地球には人間は男女しかいませんよね。
そして動物も基本的にはオスかメスしかいません。
そしてすべての生物には2つの大きな本能的欲求を持っています。
それは、個体保存と種の保存本能。
個体保存とは「生きたい!、生きていたい!」と願う本能。
誰でも無意識に心の中では死にたくはないと思っていますよね。
そして種の保存本能とは「子孫を残したい!よい遺伝子を残したい」と思う本能のこと。
例えば性欲なんかは、これが作り出していると言えるでしょう。
この2つの本能は、人生において不思議と強く出るときと出ないときがあります。
ちなみに子供の頃は「生きていたい」という個体保存が強く、大人になると種の保存が個体保存の欲求を上回るようになっているのだそう。
愛する人のためになら死ねる、愛する子供や家族の為なら死ねる・・・というのも、実はこの種の保存本能ではないかと思うのです。
この種の保存本能は、恋愛において大きな影響を与えます。
特に女性は男性に高い個体保存の能力を求める傾向が強いですね。
もともと身体的な能力が勝る男性に対して、女性は防衛本能を依存するようになるのです。
守ってもらいたい、補食してきてもらいたい、と思うのですね。
原始時代は、栄養価の高い動物の肉を捕ってきたのは男。また外敵である肉食動物から身を守り、敵と勇敢に戦ったのも男側。
そのため、この個体保存の能力が高ければ高いほど、その男性はたくましく感じられ女性にモテるのですね。たとえば今でも筋肉ムキムキの人が魅力的に見えるのもその為。
そして付け加えると、この個体保存能力は現代なら「経済力」ともいえます。
現時点でお金を持っているかどうか?、将来的に大成するのかどうか??などが、女性の物差しに入ってくるのでしょう。
一方、男性側は女性に高い種の保存を求めます。この能力が高ければ高いほど、その女性は男性にモテます。
妊娠&出産は女性にしかできないこと。そして赤ちゃんへの授乳も、女性にしかできません。
そのため、妊娠や授乳に適した外見を持つ女性が美しく見えるのです。
女性の美しいくびれやオッパイは、言うなら「私には高い出産&授乳のスキルがありますよ!!」と喧伝するのが目的で進化してきたものとも言えますね。
だから、男性にはすごーく魅力的に見えるのです。
結局オトコはいつまでも、生きている間は努力し能力を磨き続けて、この防衛能力、補食能力をアピールし続ける必要があるのです・・・。
世知辛い話です、ハイ。
大人になるにつれて種の保存本能のウェイトが高くなるので、男性はそうして得た高い防衛&捕食力、つまり経済力を女性のためにささげなくてはならなくなるのです。
もしそれができないのであれば、種の保存のチャンスを女性に与えてもらえなくなるということ。
だから男はいつまでも頑張る必要があるのですね。
さらに現代の女性は、自ら経済力をしっかりと付けている人も珍しくない。
そのため、男の立場がより一層危うくなってきているのではないでしょうか??
女が男に本能的に異性に求める条件は・・・
★強い捕食&防衛力がある(経済力)
★健康で優秀な遺伝子を持っている(賢くて強い遺伝子)
この2つですが、加えて自分だけを見て欲しい、自分だけのモノにしたいという女性側の欲求があるので、それも叶えられる人というにもプラスαする必要がありそうですね。
草食男子が増えているというこの世の中。
肉食男子に惹かれる女性も多いというのは、結構うなずけますね。
男性諸君は、高くて強い補食能力(サバイバル能力)を身につけて、防衛本能をくすぐると良いのかもしれませんね。
女性陣は、いつまでも美しくあるための努力を惜しまず、高い防衛能力(家庭を守る力、育児の力)を身につけてアピールする必要がありそうです。
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