
ある自分にとって良くない物事が発生したとき、
◎やっぱりそうか・・いつもこんなことばかり。何をやってもうまくいかないんだ
◎また来たか・・まあこういうこともあるよね。次へトライしてみよう!
このように同じ物事が発生しても、人それぞれ捉え方が違ったりするものです。
発生した事実は何も変わりませんし、変えられる訳ではありません。
ただそれを受け止める人によって、次のアクション、行動も変わってくるということなのです。
そしてこの心理状態というものには遺伝的な部分も関係してきます。
心理学者ソニア・リュボミアスキーいわく、幸福かどうかを決定づけるのは、50%が遺伝なんだそう。
つまり、生まれつき幸せを感じやすい人は、どんな状況であれ満足できている。
しかし不幸を感じやすい人は、例えば素敵な恋人と付き合えても「自分は不幸せ」と思ってしまうということなのです。
幸福を味わうのではなく、いつ去ってくのではないか?とビクビク怯えて、心配しすぎるなあまり、相手に嫌われるような態度をとってしまうことにつながるのです。
これは遺伝なので努力や工夫で変えることができません。
でも、これって遺伝だけではないのです。
自身の努力により変えていくことが可能なんですね。
ちなみに、自分の外見や周囲の環境が幸福かどうかを決めるうえで与える影響は、わずか10%と言われています。
あまり可愛くない容姿だし・・などは、実はあまり重大ではないということ。
恋愛を妨げる壁に見えても、たいして重要ではないことだといえますね。
幸か不幸かを決める50%が遺伝、そして10%が環境や状況、外見だとすれば、残りの40%は何でしょうか?
それは「自分で意識して行動すること」です。
つまり日々の行動を意識して、自分で変えていけば幸せになれるのですね。
またそれは、多くの心理学者が提唱する幸福体質になる方法と一致します。
具体的には「楽観的ポジティブ思考」「許すということ」「考えすぎない・他人と比較しない」の3点が、特に重要であり効果的な行動だといわれています。
不安や杞憂というものは、更に不幸を呼び寄せるので、ちゃんとした根拠がなくても、前向きな気持ちでいるようにしましょう。
もしフリーの状態が長いなら、独り身で良かったということを思い返すことも大事ですし、片思い中であれば大好きなカレと付き合えたことをイメージすることも大切です。
そして、ポジティブシンキングは習慣で身につけることができます。
感謝日記をつけるのもひとつの方法です。
些細でも嬉しいと感じたことやありがとう!と想ったことを毎日、日記に書くのです。
これもとても効果的です。
そして、大好きなカレに振られたり、良くないことがあっても、決して恨んだりしないこと。
恨みや怨恨などは、何も良いものを生みません。
相手への恨みは、ゆくゆくは自分に帰って来ます。
憎いという感情は早く手放すようにしましょう。
相手を許してあげるということは、自分のことも許すことが出来ることにつながるのです。
恋愛中は、特にありがちですが、いくら考えても悩みの答えが出ないことがあります。
そんな時に占いに頼ったり、友人に相談したりするけ、結局何の解決策にはならないこともあります。
そんな時は、まず自分の考えを紙に書き出してみましょう。
書くことで問題が整理されたり、客観的な視点を持てたりするのも事実。
袋小路でうろうろしている迷路のような思考がそこで停止するのです。
また、安易に自分と比較して、羨ましがるのは無意味です。
うらやましそうに見える人が、実は見えないところで苦労していることも多々あります。ただ虚勢を張っているだけという人も多いのです。
facebookなどでも、人は基本的に自分の良いことや嬉しかった事など、ポジティブなことしか、書き込みません。
マイナスな出来事やネガティブな話題は書き込みしません。
そんな偏った情報だけを真に受け止めるのはタブーです。
だれもが常に良い事だけしか起らないということは100%あり得ません。
当たり前ですが、良い側面だけを見て人と比較することはナンセンスな行為なのです。
他人の幸せが自分の幸せになるとも限らないですし、価値観も違いますから。
人を見て比較して自分の気持ちが動くということは、そこには何の意味もありません。
自分は自分であり、自分の幸せを決めるのは、あくまでも自分の価値観であるからです。
幸せを決めるのは、50%が遺伝、10%が環境、40%が自分の意図的な行動。
これを忘れないようにして行動していきましょう!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。