これは「気分が良いときは考えがポジティブに(物事をプラスに)なり、反対に気分が悪いときは考えがネガティブに(物事をマイナスに)なる」という、人の感情と思考に関する心理学での効果のことです。
よくプラス思考・マイナス思考を説明する例として、グラスに半分入っている水が挙げられます。
これは同じ量の水であっても、プラス思考の人は「まだ水は半分も残っている」と考え、マイナス思考の人は「もう水は半分しか残っていない」と考えるというもの。
気分一致効果によると、この思考の違いが実は感情によっても左右されるということなのです。
だからいつもプラス思考(ポジティブシンキング)の人であっても、フラれたり、大事な物をなくしたりなどのショックな出来事が起った場合、その時にグラスを見たら、「もう水が半分しかないんだ・・・」と思ってしまいがちだということですね。
そして、この気分一致効果は、恋愛や人間関係において、うまく関係性を進めていくために重要となってくるのです。
たとえば、合コンや紹介、街コンなど初対面の人に挨拶をしたり、話をするときは相手が気分の良さそうな時だと効果的という訳です。
また仕事面などでの場合は、接待などで相手の気分を良くしてから、話を進めるとこちらの話す内容を好意的に受け取ってもらえるという訳ですね。
ここで大事なのは、自分の気分(ポジティブ、ネガティブ)というのは体調にも大きく左右されるということ。
プラス思考でいたいなら、健康面に気を遣うことも重要なのです。
また、付き合っている場合は、彼の気分を良くさせるキーワードなどを覚えておくといいでしょう。
例えばプライドが高い人なら、尊敬するとか凄い!とか褒めたたえるものが良いかと思います。
とにかく自分も相手も、気分が良ければ、すべてポジティブにとらえてくれるので、自分の欲求も通りやすくなるということ。
ぜひとも覚えておいてくださいね!
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